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KAYANOのイタリア気分 No.31

2004年7月号

「Come italiana!」イタリアーナみたい!!

今月は食文化やお料理から少し離れたお話です。

3年前プ-リアのフォッジャという街で、偶然知り合いに出くわした時のこと...。彼と逢ったのは多分10年ぶりだったと思う。お互い懐かしさに話しが弾んだ。「お元気で、これから良い事がたくさんありますように!」っと別れ際に社交事例の挨拶すると、彼は「本当に奇麗になったね。君はイタリア女性みたいだ!(Sei come italiana!)」と言葉を残し去って行ったのでした。確か単純に「グラッツェ!」と答えたのだが、その時その言葉ちょっと引っ掛かった。

家具のリメークに勤しむ
サンドラのアトリエにて

「奇麗になった!」はイタリア人お得意のお世辞として、いちいち反応していたら身が持たない!その後の「『イタリアーナみたい!』ってどういうこと?まっいいか!」っとその時は軽く流したのだが、この5月にイタリアへ行った時のこと。3年ぶりに会った男性に例の見え見えのお世辞に続き、この言葉「イタリア女性みたいだ!(Sei come italiana!)」を言われたのでした。「これで2回目。今度は絶対無視出来ない!」と考えさせられ、今回『Come italiana!』を題材にこの文章を書くに至った訳です。

アグリツーリズモを
切り盛りするジリオーラ

「奇麗になったイタリア女性みたいだ!(Come italiana!)」彼らの中にはイタリア女性は日本女性より奇麗だという意識があるってことなのでしょうか?日本人は慎ましい地味なイメージが強いってことなんでしょうか?

確かにイタリア女性はスタイルも良く、顔の作りも端正で、センスも良い。白人だもの取り立てて言う事でもない。イタリアへ行って間も無い頃は女性の私でも街行く彼女達に見とれたものだ。

その後生活して深く人間を知る機会が増えると、彼女達の外見だけでなく内面に触れることが出来た。そして今日迄に私は素敵なイタリア女性にたくさん出会って来た。

女性問題に取り組むジョバンナの本業は医師

先月お話した女性シェフのマリエラを手始めに、銀行を辞めてアンティーク家具のリメークにひとりのアトリエで勤しむサンドラ、本職は高校の数学の教師、でも絵を描くのが好きで個展まで開いたリタ、医者でありながら女性問題解決に尽力しているジョバンナ、家族経営のアグリツーリズモをマンマと共に切り盛りしているジリオーラ、数えれば切りがない。

個性豊かな彼女達だが、共通の魅力は何と言っても自分をしっかりと持って、流行に流されず自分の信念を貫いて生きていること.....。

イタリアで出会った
レストランのマダム

私にむけられた『Come italiana!』には、もしかして「自立した女性」という深い意味がこもっていたのかしら?それならまんざらでも無いかな~。まあ、物事、自分に都合良く捕らえると丸く納まるもので、今回はこれ以上深く考えないことにしておきます。

それにしてもイタリア男達、自分の国の女性が一番だって?このことに限らず、彼らの手前味噌はだれにも止める事ができないのですから仕方ないですね。

でもでも、最近、日本女性だって、外見も内面も、かなり「自分磨き」に頑張っていると思うのですが、いかがですか? ラフォンテに集まる女性は皆、素敵な人ばかり......。

絵を描くのが好きなリタとは大親友

今度、もし『Come italiana!』と言われたら「どうして、どうして!!私は日本人だよ!」っと詰め寄ってみようかと思っています。「その強気な態度がイタリアーナなんだよ!」っと言われるかもしれませんね。

女性の皆さん、イタリア女性をライバルと思って、自分磨きを致しましょう!お料理の腕をあげる事もその一つですのでお忘れなく!

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