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KAYANOのイタリア気分 No.37

2005年1月号

イタリアと日本のお正月

皆さんBuon Anno! 新年おめでとうございます。今年もラフォンテをよろしくお願いします。

皆さんお正月にはおせち料理をいただきましたか?

昨年末で「イタリアンおせち料理講習会」は5回目を数えました。講習会の折、決まって受ける質問は「イタリアのお正月はどう過ごすのですか?」 そして「イタリアにはおせち料理はあるのですか?」と言うものです。

ミケランジェロ広場から見下ろすフィレンツェの街

私は2年のイタリア生活で、実は1度しか新年をイタリアで過ごしていないんです。 たった一度でイタリアのお正月の過ごし方を語る事はできませんが、貴重な一度は、フィレンツェで友人と共に迎えました。

31日7時頃フェスタの始まり!11時過ぎ、街に繰り出してカウントダウン。広場という広場は大騒ぎでした。家に戻った後も、年越しのフェスタは朝方まで続きました。そして日本で言う「元日」は皆、昼頃まで眠っていました。街に出たものの、ひっそりとして、昨日の騒ぎが嘘のよう。

食事は遅い朝食と、パスタとパンで簡単に済ませ、特別何もせずに過ごしました。その年の初めの日はとても短かかったのを覚えています。そして、2日からは年が改まったのも忘れたように、お店も開き、人々は仕事に行く のです。平常に戻った街を見てなんか拍子抜けしてしまいました。

もう1度は、家族の強い要望で帰国しました。イタリアに残る事もできたのですが、一度経験したイタリアの新年にあまり魅力を感じなかったからかもしれません。というか、私は日本人なので新年にはやはり初詣をしないと気分が盛り上がらないのです。三が日はゆっくり家族と「無病息災・家内安全」の願いを込めた「おせち料理」の祝い膳を囲むのは日本ならではの風習ですものね。

そこへいくと、イタリアはカトリックの国。ナターレは盛大に祝っても、1週間後に来る新しい年は大騒ぎはしても、特別お祝はしないってわけです。と言う事で、当然イタリアに「おせち料理」はありません。

2005年ラフォンテのおせち

ラフォンテのイタリアンテイストを入れたおせちは、お醤油とお砂糖をたっぷり使う日本のおせちに飽きた時に1-2品作ってもらえると良いかと思い、毎年提案しています。 お祝いにふさわしく、五味五色を大切にして華やかなオードブルに仕上げています。機会があったら御参加下さい。

・魚介のサフラン煮込み
・マメアジのサオール
・サツマイモのスフォルマート
・チキンのマリネ バルサミコ風
・白インゲンのトマトソース煮込み
・牛肉のインボルティーニオーブン焼き
・豚肉と野菜のトマト煮込み
・小タマネギの赤ワインと蜂蜜煮込み
・ブロッコリーとパスタのオムレツ

レンズ豆とザンポーネ

そう言えば、イタリアでお正月に食べる有名なお料理が一つあります。それは、レンズ豆です。

サラミの一種ザンポーネ(豚の足にサラミを詰めたもの)とかコテキーノとかと合わせて食べるのですが、豆とサラミがお金の形のをしているので「1年お金に恵まれる。」のだそうです。 「お金があれば幸せ!」って願いのかけ方が「無病息災・家内安全」をお願いする日本の感覚とは少し違いますね。という私はレンズ豆は欠かさずお正月に食べています。もちろんおせち料理も。。。「今年こそ!!金運!!そして無病息災・家内安全」イタリアと日本の良い所を取り入れて、充実した日々を過ごしたいと思いませんか?2005年をきっと素敵な年にしましょうね。

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