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南イタリア便り No.9

2009年12月公開

ナポリの伝統的なクリスマス菓子

Buon Natale! (メリークリスマス)

イタリアに暮らしていると、クリスマスはとても重要な日です。

趣は、日本の正月のような感じで、行事を取り仕切るマンマたちは、12月に入るや否や、スーパーやマーケットに足しげく通い、24日のイブの夜から始まる大宴会に備えるわけです。そんなクリスマスの代表的なお菓子といえば、パネットーネ、パンドーロが有名です。コレがまた、大きな箱でがさばる代物なので、この時期スーパーマーケットの売り場はそれでなくてもすごい人出に加え、足の踏み場もないほど、箱が置かれて大混雑状態です。

この2つの菓子はイタリア中どこでも食べられる代物です。今回はナポリの伝統的なクリスマス菓子ですから、ナポリを離れるとあまり食べられないお菓子をご紹介します。

見た目も陽気なストゥルフォリ(Struffoli)は、小麦粉で練った小さな玉を油で揚げて、蜂蜜を溶かしたシロップを上からかけて、形を整え、最後にカラースプレーを散りばめます。

これは、私もナポリ上陸時、マンマの指導のもの、一日かけて作りましたが、あの小さな玉を作り、油で揚げるのはとても時間のかかる作業ですが、既製品よりやはり手作りは素朴な“かりんとう”に似ており、結構好きです。

続いてロッココ(Roccoco)。真ん中に穴の開いた、ビスケットですが、北欧のほうでよくクリスマスの時期に食べられるジンジャーブレッドに多少テイストが似ていますが、ナポリのロッココは非常に固い。まず、普通に食べられません。なので、白ワインや、シャンパンにつけて食べるらしいのですが、そんな事を知らない上陸時には、一生懸命がりがり食べてみましたが、しんどかった…。丁子や、シナモンの香りが、意外にデリケートな風味です。

最後にカッサティーナ ナポレターナ(Cassatina napoletana)ナポリ風のカッサータですが、以前調べたのですが、シチリアのソレと何が違うか?いうと、周りのマジパンがないこと、中に詰められているリコッタに果物のドライピール(Canditi)が入っていないことでした。しかし、ごらんのとおり、思いっきり砂糖生地がけですから、もう、歯が浸みるぐらい甘いです。

他にもナポリには、チョコがけのロッココや、名前のわからない紅白饅頭のような不思議なクリスマス菓子が存在します。

誰かのお宅にお呼ばれの際は、パネットーネやパンドーロではなく、伝統的ナポリ菓子を買ってもって行くと、特に年配の方は、目を細めて喜んでくれるに違いありません!

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

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